パラシオン歯科医院 埼玉県 南越谷 川口市 北越谷 草加市 神明町 春日部市|歯のメンテナンス

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埼玉県越谷市宮本町5-39-1 パラシオン越谷102

歯のメンテナンス

お口を10秒すすぐだけ。口内環境が分かる「唾液検査」

当院では、SillHa(シルハ)という唾液検査機器があります。

【口腔内環境チェックリスト】
いつまでも自分の歯で食事を楽しみたい。
いつまでも綺麗な歯を維持したい。
最近口臭が気になる。
歯が痛くなってから歯科を受診することが多い。
これからも旅行や運動を楽しみたい。
思いっきり笑ったり、歯を気にしないで話がしたい。

3つ以上当てはまる方は ぜひ口腔内の環境をチェックしてみましょう

■SillHaでどんなことが分かるの?

①歯の健康状態
歯の健康状態が悪くなっている状態の1つとしてむし 歯があります。むし歯は「むし歯菌の活動」「食生活習 慣」「むし歯に対する強さ(歯の質)」などの要因が重 なって発生するといわれています。

②歯ぐきの健康状態
歯ぐきの健康状態が悪い一例として歯周病がありま す。歯周病は歯ぐきが腫れたり出血したりするだけで なく、進行すると歯をうしなってしまうこともあります。 歯周病初期の状態では痛みを感じないため、気づいた ときには症状が進行していることも多い病気です。

③お口の清潔度
お口の中にどのくらい細菌がいるか調べます。口臭が 気になる方の中には、お口の中に細菌がたくさんいる という報告もあるため、口臭の目安としても使用されて います。

詳細:https://sillha.com/

当院の歯のメンテナンスの「体制・考え方」

歯のメンテナンスとは、虫歯や歯周病、その他のお口の病気にならないために事前に手を打つことです。主な対策は「ご自宅のケア」と「歯科医院でのケア」です。

「自宅でのケアは理解できるが、なぜ虫歯でもないのに歯科医院でのケアが必要なの?」という声が聞こえてきそうですね。これに対しては、「ご自宅でのブラッシング等では取り除けない汚れが存在しているから」、「適切なブラッシングができている人はほとんどいないから」、「ブラッシングだけでなく生活習慣も見直す必要があるから」などが答えとなります。

日本では、「歯医者は悪くなってからいくところ」、「しっかりブラッシングしていれば虫歯や歯周病にならない」という誤った認識が広まっています。

まずはこの誤解を解くところから当院の歯のメンテナンスは始まります。
以下、当院における予防に関しての考え方・体制を分かりやすく書いていますので、是非ご一読ください。

「歯科医院でのケア」の必要性

「2~3カ月に1回はメンテナンスに来てくださいね!」

歯医者さんでの治療が終わり、このように言われたことはありませんか?
治療が終了して解放されたと思ったのに、「なんで定期的に通院しなければならないの?」と思った方も多いと思います。

これは、「毎日の歯磨きだけでは虫歯・歯周病が再発する可能性がある」ためです。

日本ではTVコマーシャルなどが原因で「歯磨き万能主義」の考え方が幅を利かせています。
その歯ブラシや歯磨き粉を使えば、虫歯・歯周病にならないといったイメージですね。

しかし、現実はどうでしょうか?

もちろん、毎日の歯磨き習慣は大切なことです。
しかしながら、それだけでは虫歯・歯周病の予防ができないのもまた事実です。

その理由は、バイオフィルムとよばれる歯磨きをしていても除去できない強力な汚れにあります。このことをお伝えするために、患者さんには次のような例え話をすることにしています。

たとえば、毎日、台所の三角コーナーの中にある「生ごみ」を捨てますよね。
これがお口の中でいう、“歯を磨く”ことにあたります。
しかし、毎日、生ごみを捨てていても1ヵ月もすると、“ヌメヌメ”してきますよね。
実は、これと同じことがあなたのお口の中でも起きているのです。

この三角コーナーのヌメヌメをきれいにするためにどうしているでしょうか? おそらく、クレンザーなどの強力な洗剤を使用して、元通りのピカピカの状態に戻しているとおもいます。

三角コーナーと異なり、お口の中では、クレンザーのような強力な洗剤を使用することはできません。したがって、それよりも安全なものとして、普段、あなたが使用している歯磨き剤を使用することになります。

しかし、残念なことに歯磨き剤だけでは口の中の“ヌメヌメ”を完全に落とし切ることはできません。

これが、毎日、歯を磨いていても虫歯・歯周病になってしまうメカニズムです。

お口の中にできる“ヌメヌメ”をバイオフィルムと呼び、これは虫歯菌・歯周病菌などにとってのバリアのようなものです。このバリアを壊さない限り、虫歯菌・歯周病菌などに直接的な攻撃を加えることはできないのです。

このバリア(バイオフィルム)を除去するためには、歯科医院で2~3か月に1回、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれる“プロによる機械を用いた歯のクリーニング”を受ける必要があります。

いくら丁寧にブラッシングやデンタルフロス、洗口剤を利用しながら自宅でのケアを実施したとしても落とすことができない汚れ(バイオフィルム)が存在し、それを定期的に除去しなければ虫歯・歯周病になってしまう可能性が高まりますので、お口の健康を維持するためには歯科医院でのケアは必須となります。

コラム-歯科医院ケアの副次的効果

歯科医院でのクリーニング(PMTC)では日頃のブラッシングでは除去できないバイオフィルム・歯石・歯垢を除去するのですが、これをすることで「本来の歯の白さが蘇る!!」という患者様に嬉しい副次的効果があります。
これは歯石などを除去するとともに、ヤニ汚れ、茶渋などの着色も一緒に除去できるためです。

つまり、定期的(2~3カ月に1回)にクリーニングに通う事で、虫歯・歯周病予防にもなりますし、歯の白さを維持でき一石二鳥という事です。

当院では歯を白くする方法として「審美セラミック」「ホワイトニング」も行っています。これらは「本来の歯の白さよりももっと白くする」治療法ですので、歯の白さを追求されている方はそちらをご覧ください。
しかし、「自然な歯の白さ」と「お口の健康維持」を目的とされる方はクリーニングを是非お勧めします。ケースによってはクリーニングでも御希望の歯の白さにすることも可能となります。

「ご自宅でのケア」の必要性

ご自宅でのケアの必要性は皆さんご存知かと思います。
しかし、ケアの仕方次第ではその効果も異なります。

患者様のお口の状態を見ていると、「歯磨きした事実」が重要で、「しっかり汚れをおとせたかどうか」の重要性は低いように感じます。

これではいけません。

ブラッシングには様々な方法があり、お口の状態・形態などにより適切なブラッシング方法は異なります。「バス法」「フォーズン法」「縦磨き」などなど。

当院が行う予防では、ご自宅での適切なケアの仕方、使用する道具などのアドバイスも行っておりますので、一度その話を聞くためだけに来院してみてはいかがでしょうか?

当院の予防には「生活習慣」の改善も含まれます

虫歯や歯周病予防には、歯垢・歯石・バイオフィルムを除去するだけではまだ足りません。
実は、あたなの「生活習慣」が原因で虫歯・歯周病を誘発していることが多々あるのです。

例えば、食事の内容・回数・時間帯、喫煙習慣、ストレス、睡眠時間などなど。

いくら歯科医院やご自宅でのケアを徹底したとしても、今までの生活習慣のままではまた虫歯・歯周病を誘発してしまう可能性があります。

しかし、生活習慣はなかなか改善できるものではないですし、お仕事やそれぞれの生活リズムがありますので、人によって対策は異なります。

患者様それぞれの性格、生活リズム、お仕事などを総合的に考慮し、無理のないプランをプロの目で御提案させて頂きます。

コラム-歯科医院での定期ケアの絶大な効果

歯科医院での定期的なケアを「した方」と「そうでない方」の年齢別の統計があります。これによると80歳になったときに残っている歯の本数にはメンテナンスを「した方」と「そうでない方」には9本近くの開きがでるという結果になりました。

定期メンテナンスと残存歯数の関係

以下、もっと分かりやすく「メンテナンス」をしている場合としていない場合の比較を説明したいと思います。

「痛いときだけ通院する方」と「定期的に通院する方」の歯のライフサイクルと治療費の比較

「2~3カ月に1回の定期的メンテナンスに行くのは面倒だし、費用も高くなりそうだな」と感じておられる方も多いと思います。しかし、結果はどうでしょうか。
定期的に通院した方が約300万円も治療コストがかかっていません。

また、歯科医師としてなによりも主張したい点は、「80歳になっても自分の歯でいられる」ことの素晴らしさです。

一般の方々は「歳をとれば、自然に歯が抜けてしまうものだ」とお考えの方がいると思いますが、事実は違います。若いころから歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていれば、上記の図・統計にもあるように、多くの歯を残すことが可能となるのです。

歯を失うことの辛さは、実際に失った方でないと分りませんが、事実、生活の質が落ちてしまいます。快適な老後を送るためにも、早いうちから歯のありがたみを理解し、日々のブラッシング、定期的な歯科医院でのケアを生活習慣の1つに組み込むことが非常に大切となります。

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